フィンペシアとは?
フィンペシアは、インドのマハーラーシュトラ州ムンバイに本社を置く製薬会社(シプラ)が製造しているプロペシアのジェネリックです。シプラは日本では聞きなれない製薬会社ですが、インドでは大手の医薬品製造メーカーです。というのも、インドではジェネリック医薬品の普及が世界的にみても進んでおり、世界の供給量の20%を占めていて、国境なき医師団でも使用されるほどです。
フィンペシアの個人輸入
フィンペシアは、日本で正式に認可されたプロペシアのジェネリックではないため、手に入れるにはフィンペシアの取り扱いのあるAGA専門クリニックで処方してもらうか、自分で個人輸入するかのどちらかになります。AGA専門クリニックで処方してもらうフィンペシアも、結局は医師がインドのシプラから仕入れたフィンペシアになりますので、個人輸入のフィンペシアと変わりはありません。
インターネットでよく目にする「フィンペシアの通販」は、実際には「フィンペシアの個人輸入」のことを指します。
個人輸入と聞くと敷居が高そうですが、発送が海外からされるだけで、注文はすべて日本語で完結しますし、お問い合わせ窓口も日本語ですので、心配する必要はないでしょう。
フィンペシアの安全性
海外の薬で一番心配なのが、その安全性ではないでしょうか? プロペシアの海外製ジェネリックは、いろいろな国、いろいろなメーカーから出ていますが、少なくともインドのシプラが製造しているフィンペシアに関しては、安全と言い切ってしまってよいと思います。その理由として、インドのイメージは一般的に清潔ではないと思われがちですが、ジェネリック医薬品の製造に関しては世界的にみても進んでいること、そんなジェネリック大国のインドにおいてシプラは最大手のジェネリック医薬品メーカーであるということが挙げられます。
日本国内のAGA専門クリニックでも、フィンペシアを処方しているクリニックがありますから、日本の医師も安心して使っているプロペシアジェネリックといえます。
フィンペシアの効果と副作用
フィンペシアの詳しい情報は、シプラの医師向けサイト「Cipla Med」で確認することができます。基本的には、プロペシアと同じです。
添加物が若干異なりますが、過去に使われていたキノリンイエローは現在使われていませんので、すべてのフィンペシアがキノリンイエローフリーとなっています。
フィンペシアによる初期脱毛
フィンペシアを飲み始めて最初の数か月は、初期脱毛という抜け毛により驚くことがあるかもしれません。しかし、この初期脱毛はフィンペシアによるAGA治療が上手く進んでいる証拠です。初期脱毛が起きたからといって、特別な対処は必要なく、そのままフィンペシアを飲み続けましょう。
髪の毛には、ヘアサイクルがあり、健康な髪の人でも、毎日、一定数の髪の毛が抜け落ち、新しい髪の毛が生えてきます。
初期脱毛は、ヘアサイクルを整える過程で起き、成長の見込みがない髪の毛を脱落させ、健康で成長できる髪の毛を新たに作り出します。
コメント